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サンタクロースの正体

こんにちは。 技術部の山田です。

今日はクリスマスイブですね。
ケーキやチキンを食べたり、プレゼントの交換をしたり
楽しいクリスマスをすごしている方も多くいらっしゃると思います。

さて、
クリスマスといえば そう サンタクロースです。

サンタクロースがどういった人物なのかと問われると
赤い服を着て、トナカイが引くそりに乗り、子供にプレゼントを配って回る
おじいさん
この認識は皆さんと変わらないと思います。

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時は現在、法治国家・情報社会の日本において
エンジニアの視点から
サンタクロースはどのようなことになってしまうのか
を少し考えていきたいと思います。

まず、気にしなければいけないのが法律、
国民が守る義務があり、破れば罰則もあります。
さて、サンタクロースは日本の法律を守っているのでしょうか?

残念ながら、サンタクロースは法律を守っていませんでした。

不法侵入(住居侵入罪)刑法130条前段に規定される罪
正当な理由がないのに、人の住居などに侵入した場合に成立します。

子供にプレゼントを渡すために住居に侵入する行為が、正当性があるかどうかによって罪状が変わりそうな気がしますが、
赤い服を着て大きな袋を持ったおじいさんがいきなり侵入してきたら「110番」するのが今の日本ではないでしょうか?

「大丈夫、僕は警察を呼ばないよ」と言う声が聞こえてきそうですが、
サンタクロースの罪は不法侵入だけではありません。

サンタクロースのそりは空を飛びます。
この空を飛ぶ行為が航空法に抵触することになります。

航空法97条は、航空交通管制圏、航空交通情報圏の空港等から出発し、または航空管制圏等を飛行しようとするときは、国土交通大臣から飛行計画の承認を受けなければならない となっています。

加えて
サンタクロースは日本人ではありません。当然国籍も日本では無いと思われます。
そうなると、そりで勝手に日本国に侵入していることになり、

出入国管理及び難民認定法 第二章 入国及び上陸 第一節 外国人の入国
第三条  次の各号のいずれかに該当する外国人は、本邦に入つてはならない。
一  有効な旅券を所持しない者(有効な乗員手帳を所持する乗員を除く。)
二  入国審査官から上陸許可の証印若しくは第九条第四項の規定による記録又は上陸の許可(以下「上陸の許可等」という。)を受けないで本邦に上陸する目的を有する者(前号に掲げる者を除く。)
に抵触します。

「サンタクロースは事前に申請しているんだ」と また声が聞こえてきそうですが、
残念ながらまだまだ、サンタクロースの苦難は続きます。

サンタクロースは子供が寝ている間にプレゼントを置いていきます。
言い換えると
住人の許可無く物を投棄しているとも見ることが出来ます。

不法投棄とは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に違反して、同法に定めた処分場以外に廃棄物を投棄すること
となっており

もし、子供がプレゼントを気に入ってくれなければ、ごみとみなされ、
不法投棄とみなされる可能性が出てきます。

「サンタクロースは子供のほしいものがわかっているからそんなこと無いよ」と またまた聞こえてきます。
今度はそんなサンタクロースの能力うえの苦難が待ち構えています。

ITが発展して数年
いまや情報社会の日本、昔には無かった問題も多く出てきました。
特に近年よく耳にするのが、個人情報です。
そして個人情報の中でも、子どもの個人情報というものは価値があると聞きます。
そんな、高級な情報をサンタクロースは持っています。

全世界の子どもの
名前・住所・年齢が手に入るとなると、
血眼になって手に入れようとするやからはたくさんいることでしょう。

個人情報が漏れてしまったら
賠償金はいくら必要になるのか想像も出来ません
何より、サンタクロースの沽券にかかわります。

エンジニアとしては、この点が一番大変だなと思います。

そんな、法治国家・情報社会の中
きっとサンタクロースは
事前に、プレゼントのアンケートをとり、飛行計画を出し、入国審査をパスし
保護者にアポをとり、
個人情報の取り扱いに細心の注意を払い
プレゼントを届けているのでしょう。

現実は世知辛いですね。

 

技術部 山田からでした。

 

ちなみに
4世紀頃の司教、教父聖ニコラオスが伝説の起源で
「ある日ニコラウスは、貧しさのあまり、三人の娘を嫁がせることになる家の存在を知った。
ニコラウスは真夜中にその家を訪れ、金貨を投げ入れる。
このとき暖炉には靴下が下げられていたため、金貨は靴下の中に入っていた。」という逸話が残され
この逸話が由来となり、「夜中に家に入って、靴下の中にプレゼントを入れる」という、今日におけるサンタクロースの伝承が生まれたそうです。