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WindowsRT搭載マシンの情報

皆様こんにちは、技術部の新です。
今回は技術部らしく、パソコンの話をしたいと思います。
MicrosoftからWindows8が発売されてからはや数ヶ月、耳にした事がある方も多いかと思います。
家電量販店でも新規でパソコンを購入する場合に入っているOSはほぼWindows8一択になってる状況かと思います。
そこで今回Windows8の話をするかと思いきや、そちらは解説している所も多いかと思いますので、今回はWindows8と同時期に発売されたにも関わらずWindows8の影に隠れている感がある
「WindowsRT」
について実際に使ってみた感想も踏まえて簡単にお話していきたいと思います。

さて、今回私が購入したのは珍しくMicrosoftがソフトもハードも手がけたタブレットPCということで
話題を呼んだ
「Surface RT」


20130403_224523.jpg

上記がその写真です。少し見づらいですが、左側に見える黒いのがSurface本体です。
最近流行のタブレット型タイプのものになります。本体単体だとキーボードが使えないので、一緒にキーボードとしても使用可能なType Coverを購入しました。
購入時期には日本で発売されていなかったのと、英語配列のキーボード、英語版のOSが欲しかった事から今回は米国のMicrosoft Storeより個人輸入で購入しました。

アメリカのストア

公式ホームページによると基本スペックとして
10.6インチディスプレイ(1366×768)
CPU:Tegla3
メモリ:2GB
SSD:32GBもしくは64GB(今回は32GBを購入)
ビデオカード:CPU内臓のものを利用

となっています。

参考までにデバイスマネージャーとシステム情報画面はこちらです。

systeminfo.png

dm.png

WindowsRTについて簡単に説明すると、今までのWndowsはIntelやAMDのi386、x64等と呼ばれる種類のCPUで動かせるOSだったのに対しWindowsRTはAndroidに代表されるスマートフォン等組み込向けのARMと呼ばれる種類のCPUで動かせるOSであるという事です。

デバイスマネージャーを見ていただくと特徴的なのは組み込み向けCPUを搭載しているだけあって、基盤レベルで周辺機器での接続時に使う規格の汎用入出力としてGPIO、シリアル接続としてI2Cが使われてるのが確認出来ます。

実際に触ってみた感じとしても基本動作はほぼWindows8と同じで既にWindows8を使った事がある方なら操作に支障はないレベルでした。
じゃあ、どこが違うの?っていう話になると思うのですが、やはり一番大きいのがOSを動作させるCPUの違いでしょうか。単刀直入に言うと今までの今までのWindows OSで動いていたアプリケーション等がWindowsRTでは動作しない
という事です。アプリケーションは基本CPU依存なので(32bit版とか64bit版とか見た事があるかと思います)まったく種類の異なるCPUで動いているOSなのでその上で動かせるアプリケーションも違うという事になります。

では、そんな今までのアプリが使えないWindowsRTは一体何に役立つの?という話になると思います。これに関してはこれだっという答えがないのが実情ではないかと思います。

ここからは、あくまでも私が実際に使ってみた感想、思った事として聞いてもらいたいのですが
自分がWindowsRTを使うとした場合、またこれから使っていく場合には、このOSは、動画編集、画像編集、ソフト開発、写真加工、音楽編集などの「作る事」に関しては使ってみた感じでは適さないと思います。
ですが逆に、音楽を聴いたり、動作を再生したり、書類、メールの確認、Webの閲覧など「見る事」に特化した場合はそこそこ使えるOSなんじゃないのか?というのが率直な意見でした。

今までのアプリが使えないとは言っても、今回購入したSurface RTに関してはOffice 2013が入ってたので書類の作成、閲覧は問題ないですし、標準で入ってるアプリで、PDFの確認、音楽再生、動画再生等は問題なく行えました。もちろん、音楽や動画に関してはフォーマットによっては再生できないものもあるので事前に確認が必要かと思います。
細かい所だとコマンドプロンプト、powershell、バッチファイル,cscript,jscriptは確認出来たのでバッチ作業なども出来ます。

20130404_080048.jpg

スマホでの撮影なので少し画面が分かりづらいですが、起動して、サインインした時に現れるスタート画面です、これもwindows8と同じですね。この画面はWindows8が出た当初はこの画面の出現に戸惑った方も多いかと思います。
この画面が出たので一緒に説明するとこの画面に並んでるタイル、これがWindows8から導入されたWindowsストアアプリと呼ばれるものでWindows Storeとよばれるマーケットから購入したアプリがここに並んでいくという格好になっています。Android Marketみたいですね、ここからもWindows 8含めRTはスマートフォンを意識しているんだなというのが伺えます。
実質Windows RTで何か新しいアプリを導入しようと思ったら現状ではこのWindows Storeアプリを増やしていくという方法しかありません、Windows RTが普及するかどうかはこのアプリがどれだけ成功するか、ラインナップがそろっていくかにかかっていると思います。

アプリの開発をするような方ならARM向けのデスクトップアプリを作ればいいんじゃないの?って思う方がいるかもしれません。確かに通常ならそれで解決しそうなものですが、そこがMicrosoftのよい意味でも悪い意味でも保守的な所。Visual Studio等でARM向けにコンパイルしたアプリを実行しようとすると現行版ではプロテクトが掛かっているらしくエラーが発生して実行が出来ないようです。

悪い所ばかりではなく、最後に自分がこれは良いなと思った所をひとつ。

20130404_080016.jpg

これもまた見づらい写真で申し訳ないのですが、先ほど説明したWindows Storeアプリを起動している画面です、基本的にはWindows Storeアプリはスマートフォンのアプリを意識しているせいかどうかは分かりませんが、全画面での動作となっていて、PDFの閲覧や、動画の再生(にこにこ動画やYoutube等)も全画面で行えるのでかなり見やすい作りになってます。
ここもスマホやタブレットに慣れた方ならおなじみかもしれませんが、自分としては非常に使いやすいなと感じた所です。

それで上記の写真をみて疑問に感じたあなたは鋭いです!!
明らかに画面の左側と右側で表示している情報の種類が違いますね!?
これはスナップ機能と呼ばれるもので、Windows8から増えた機能の一つで、条件として使えるのがディスプレイの解像度が1366×768以上と若干の制限はありますが、Windows Storeアプリを左右に並べて同時表示が出来るという機能です。
もちろんアプリ側もこの機能に対応している必要はありますが、この機能を使えば、写真のように天気情報を見ながらネットサーフィンしたり、おなじみのTwitterのつぶやきをみながら、ネットサーフィンもしくは、動画の閲覧などが行える訳です
個人的にはこの機能が一番のお気に入りで、今後のアプリの普及次第ではもっと面白い事が出来そうな予感がひしひしと伝わってきます。
ただ、一つ残念なのが現状ではこのスナップ機能では、アプリの画面の占有領域が写真のようにサブアプリ側が左側に1割ぐらい並ぶパターンと逆に右側に1割くらい占めるパターンでしか配置できず
丁度半分半分で分割が出来ませんでした、(自分の調査不足なだけかもしれませんが;;)それが出来るようになればもっと自由度があがるんじゃないかなと思っていたります。
ですが、風の噂で聞いた所によると先日発表されたWindowsの時期アップデートWindows 8.1 (通称Windows Blue) でもしかしたらこのスナップ機能に変更があるかもしれないとの情報があったので少し期待していたりします。
Windows Blueの正式名称決定か!?

と、ここまで一気に書いてきた訳ですが、どうでしょうか。少しでもWindowsRTについて知る事が出来たなら幸いです。今だと日本でもSurfaceRTが発売されたので、自分のようにわざわざ個人輸入しなくても購入出来るようになっているので興味がある方はのぞいてみて下さい
日本のMicrosoft Store

では、長くなりましたが、今回はここまでにします。
ここまでの長文お付き合いいただきありがとうございましたー。